愛用しているものを並べています。
徐々に文章を追加し、記事化していきます。
アクセサリー
世界初の腕時計を作ったのはカルティエである。1904年、20代だったルイ・カルティエが、友人の飛行士であるサントス・デュモンに「空を飛んでいる間に、懐中時計を取り出すのが大変だ」という悩みを聞く。この相談を受け、生まれたのが世界で初めての男性用腕時計「サントス」であった。
そして、1904年に”腕時計”というものを初めて作ったカルティエは、1919年、現代まで変わらず愛され続ける定番の高級時計「タンク」を生み出す…
- カルティエタンク ブラックローマンダイアル 手巻きLMサイズ
- 基本的に1ジャンル1アイテムに絞っているけど、これだけはどうしても欲しくなって買ってしまった。
ずっと付けっぱなしにしておきたくなるブレスレットを探していた。
付けっぱなしにするには手首に引っ掛かりがなく違和感がないこと。
次にお風呂なんかで汚れや泡や水が溜まりにくいように、なるべく凹凸の少ないデザインであること。
それに加えて、ずっとつけておきたくなるようなデザイン性があること。
一番最後に奇抜すぎないこと。
我ながらワガママな条件をつけていると思う・・・
思い出の品、というのはあるだろうか?
私にとって、一番の思い出の品とはこのトリニティリングのことになる。
“そのモノを見たときに何かを思い出すこと”
こんなふうに「思い出とモノを結びつける」ということを初めて実感を持って教えてくれたのが、このカルティエ トリニティリングだった・・・
- マルジェラ アラベスクネックレス
- よく知っている分野ならば、衝動買いは意外と失敗しない。
- 初めて出会った分野ならば、衝動買いはたいてい失敗する。
- これは今までの知識・経験の集積があるかどうか。
- そういう意味で、このネックレスは、やっぱり正解だった。
管理するものは増やしたくない。気にしなければいけないモノが増えるごとに、片付け・保管・手入れするエネルギーがかかる。
全てのモノに場所を決めて生きているが、あるべき場所を定め、あるべき場所へ戻し、またそれを維持していくのにはモノを最小限に保つことが必須だ。
ましてや外に出るときは、なるべく最小限のもので身軽にいたい。…
- 杢目金屋の結婚指輪
- 結婚指輪をどこで買おうか、どんなものを買おうか、というのは、全てモノにこだわりがある自分が決めた。
- 杢目金というのは、昔は刀の鍔に使われた鍛治の技術だそうで、複数種類の金属を重ねて叩いて一つの金属の板にする。
- そうすることによって、金属でできた木目のような独特で、唯一無二の紋様が浮かぶ。
- 叩いて出来た唯一無二の紋様が浮かんだ1枚の板から、2つの結婚指輪を作る。
- そんなふうにして繋がりができて、しかもその指輪がとても美しい。
日常的に、気軽に使えるネックレスはどんなものだろう。
その一つの答えがこの「dan tomimatsu ROPE SEW UNI NECKLACE(ダントミマツ ロープソー ユニチェーン)」だと思う。
付けてるのを忘れるくらい軽く、肩周りが気にならない….
昔から、職人の手仕事みたいなものに憧れがある。
というか何か一つのことを突き詰める職人という生き方、姿に憧れる。
自分はどちらかというと移り気、飽き性、多趣味なタイプで、いろいろなものに手を出しがちだった…
昔から、ラブラドライトという複雑に青く輝く天然石が好きだった。
正確には、角度によって色が変わるような澄んだ青い構造色が好きだった。
この石は薄い板が重なるような構造をしていて、その間を光が通ると反射・散乱し、たまたま青い光が増幅されて見える。モルフォ蝶の羽が青く輝くのもこれと同じ原理だ・・・
目は悪くない。むしろ良い方だ。本来眼鏡をかける必要性は全くないのだろう。
だからこそなのか、お洒落に眼鏡をかけている人に憧れがあった。
でも、「自分は眼鏡が似合わない。」そう思っていた。
コロナ禍、給付金10万円が入った時に思った、「そうだ、これ全部つぎ込んで最高の伊達眼鏡を買おう」・・・
服
- マルジェラ ウールフランネルのノーカラージャケット、セットアップのパンツ【写真】
- 一番好きなシャツ、一番好きなパンツ、一番好きなジャケット、一番好きな靴、一番好きなコート、一番好きなマフラー、一番好きな時計。
- それぞれのジャンルで一番好きなものがある。
- そして「もし一番好きな服は?」と広い括りで聞かれたら、たくさん迷うだろうが最終的にはこのマルジェラノーカラージャケットの中でも一番ミニマルなウールフランネル素材のこのジャケットを選ぶだろう。
- 潔いまでの全てを捨て去ったミニマルさが良い。
- 襟が無い。前にボタンもない。袖のボタンもない。背中側の裏地もない。
- それでいて、袖を通した時に物足りなさは全く感じない。
- ジャケットという概念の核が露出する極限まで全てを削りきっているのだろうか。
- 削れば削るほど、逆に存在感が浮き彫りになる。
- そして、かっちりとキマるジャケットではないからこそ、凄まじい懐の深さでどんな服とも合わせられる。
- ヨウジヤマモトのカラスパンツ、薄いブルーのデニム、セットアップ素材のパンツ、チェックの少し派手目なパンツ。
- インナーも、シンプルなものからニットやボーダー、Tシャツでもかっこよくなる。
- サッと羽織ってほどよくキマる。こんな使い勝手の良い服は他に見当たらない。
- どんな物事も、付け加えるのは簡単で、削って減らすことこそ難しい。このジャケットこそ、ジャケットというものを削った先の到達点、着ることのできるミニマリズムの美学ではなかろうか。
- マルジェラ デニムのノーカラージャケット
- マルジェラ オーバーサイズパーカー
- マルジェラ期エルメスのウールシルクパンツ
- 良いパンツは、10cm脚を長く見せてくれる。
- というのはちょっと言い過ぎかもしれないが、気持ちの中ではそれくらいの違いがある。
- マーガレットハウエル フェイバリットシャツ襟ありSサイズ
- マーガレットハウエル フェイバリットシャツ バンドカラーLサイズ【写真】
- あなたのクローゼットの中には、5年以上の間ずっと着続けられて、しかも毎回喜びを感じさせてくれる服はあるだろうか。
- 私にとってそんな服の一つが、マーガレットハウエルのフェイバリットシャツである。
- たかが白シャツ。されど白シャツ。
- 小学校から中学校に上がる時に初めて制服を着て、少ししゃんとして誇らしい心地。
- マーガレットハウエルのフェイバリットシャツを着るときは、それと良く似た心地よさ、誇らしさを感じる。
- “これを着ていればどこにいっても大丈夫だ”。そんな密かな自信を与えてくれるような服なのだ。
- 滑らかで美しい光沢のある上質なコットン生地、ほんの気持ちゆとりのある絶妙なサイズ感、一針一針のきめ細やかな運指。
- 素材、パターン、縫製。全く手を抜かないそれらが結集した結果、着た時に「あれ、なんか違う。このシャツ良いな」と感じるプロダクトが出来上がる。
- 値札がついていなくても、着たら伝わるものなのだ。(初めて着た時に「これいいな!」と思って値札を見てびっくりしたのは良い思い出)
- 私の中では、白シャツを着るならマーガレットハウエルと、既に指定席になっている。
- 身の回りにあるもの全てを、これなら間違いないという指定席で埋めていきたい。
- マーガレットハウエル リネンシャツ バンドカラーLサイズ【写真】
- あるとき、洗濯したリネンシャツのシワを伸ばそうと引っ張ったら、首元が少し破けてしまった。
- 夏の間はいつも着ているようなお気に入りだから、少し呆然とし、その後だいぶ落ち込んだ。
- しばらく経って思ったことは「よし、直そう」だった。
- 日頃からモノを増やすときは、壊れたり破れたりした時に「寿命だから」ではなく「なんとか直してまた使おう」と思えるようなモノにしたいと心がけている。
- 裁縫セットを、押入れの奥から引っ張り出した。
- ボタンつけ以外の縫い物なんて中学校の家庭科以来だ。
- もちろんやり方なんて覚えていない。
- Youtubeで動画を3本くらい見てイメージトレーニングをした。
- こんなので本当に行けるのか?と思いつつ、いざ縫い始める。
- 最初の方は縫い付けた箇所にシワができてしまったが、最後の方にまでいくと綺麗に縫えるようになっていた。
- よく見ると、首元に少しだけシワが寄ってしまっているマーガレットハウエルのリネンのバンドカラーシャツ。
- 早く次の夏が来て、このシャツを着るにふさわしい気温になってほしいと思う。
- マーガレットハウエル 50周年シャツ【写真】
- マーガレットハウエルというブランドを知っているだろうか。
- 昔、イギリスにはアイロンがけしたようなパリッとしたシャツしかなかったところ、蚤の市で見つけたヴィンテージのシャツに着想を得て、ゆったりとしたシルエットの緩やかな雰囲気のシャツを作った。
- これがマーガレットハウエルというブランドの始まりである。
- 元々店員さんからブランドの歴史や、こだわっているポイント、そのブランドが強いアイテムみたいな話を聴くのがとても好きだ。
- そして、店員一人一人がそれを語れるようなお店でモノを買いたいとも思っている。
- 上記のブランドの話も、神南店という日本にあるマーガレットハウエルの旗艦店で聞いた話だ。
- そのときたまたま展開していたマーガレットハウエル50周年記念のシャツを、即決で購入した。
- 元々はシワになったり、着たら洗わないと黄ばんだりと、手間のかかる割に全部同じに見えるシャツというものに対して、なんだか苦手意識を持っていた。
- それが、初めて着た瞬間に「これは良い」と思えるシャツだった。
- 素材が良いのか、パターンが良いのか、運指などの作りが良いのか。
- とにかく着た瞬間に良いと思えるシャツだったのだ。
- マーガレットハウエル定番のフェイバリットシャツと呼ばれる白シャツと、50周年記念に作られた淡いクリーム色に細い縦ストライプのものを試着した。
- どちらもとても良かったが、なんとなく惹かれてしまった50周年記念のモデルを購入した。(後日、フェイバリットシャツの方も手に入れるのだが…)
- そして数年間、ずっと飽きずに新鮮に気持ちよく着続けられている。
- 服好きの人にはわかってもらえると思うが、数年間飽きずに惰性でなく、きちんと着続けられる服というのは本当に少ないものだ。
- そんな貴重な服であり、ブランドの1つが、私にとってはマーガレットハウエルだった。
- これからも、私の中のシャツの席はこのブランドが占めていくことだろう。
- この記事おすすめ→https://www.margarethowell.jp/column/column_lifenotes12.html
- MARNIのフレアデニム
- ヨウジヤマモト500番の布のハカマパンツ同じのx2
- 全く同じパンツを必死に探してもう1枚買った。それも1本定価8万円するパンツを品番から探してだ。
- それはyohji yamamoto pour hommeの2020SSに販売された”HN-P59-500″という品番のサイズ2のパンツだった。
- このパンツこそ”パンツはこれだけあれば良い”と私が思えたものだった。
- ヨウジヤマモトは布に番号がついている。500番の布は最近の春夏の定番となっているが、私はこの布が大好きだ。
- トリアセテート57% ポリエステル43%、組成まで覚えてしまった。
- この布目当てでRAINMAKER KYOTOというブランドのオープンカラーシャツも買ったりした。
- とにかく薄く、軽く、光沢感があり、なおかつ透けず、ひんやりしている。まるで風を纏っているような布なのだ。
- 加えて全くシワができず、ネットに入れれば自宅で洗濯もできる。
- 2020年の夏に初めて松屋銀座のヨウジヤマモトの店舗へいき、これを試着した後、上下即決で購入していた。(ちなみに、数年後に試着させた親友も買っていた)
- その後、ヨウジヤマモト・レインメーカーでこの布のパンツを3着ほど買ったが、最初の1着がずっと自分の中で1番よかった。
- 少し短めのクロップド丈、タックが複数入ったハカマモチーフのデザイン、深いポケット。
- ある日、この完璧なパンツをもう一枚買って、それだけで過ごそうと決めた。
- ハイブランドの服はそのシーズンを逃すと買うのがすごく難しくなる。
- メルカリ、ヤフオク、楽天の古着屋、ネットショップ、色々とずっとウォッチし続けた。
- ある日、メルカリから通知が届く。
- 「HN-P59-500」が出品されました。
- 4万円だった。即決だった。
- 春夏秋、この3つの季節において、私はこのパンツがあればずっと過ごせると確信している。
- ヨウジヤマモト500番とチェックを合わせたラップパンツ
- ヨウジヤマモト500番のフェミニンロングシャツ
- この布が好き、というので服を選んでいる。
- レインメーカーのオープンカラーシャツ 限定のブラックモデル
- Y’sのジャージ上下
- 01u10のパトリシアカーディガン
- アランニットという編み込みされたニットに昔から憧れがあった。
- その良いものを探しているんだが、なかなか見つからない。
- マルタンマルジェラ時代のハンドメイドニットがとてもカッコよかったが、さすがに見つけられなかった。
- 藤井風グッズのスタジアムジャンパー
- ウールの表地の質が良い。これにより重厚感が出ている。裏地にコットンを入れて着心地を良くしている。
- ワッペン3つもアイロンおそらく蒸着ではなく周りの刺繍で縫う形で貼り付けられている。
- 歌詞は各所に刺繍だし、これも真っ白な糸ではなくほんの少しピンクがかった色で、ワッペンや色のイメージとの整合性を意識しているように思える。
- 藤井風グッズのバケットハット
- 初めてのバケットハット。
- 好きなアーティストのグッズだから、という言い訳を持って、今まであまり似合うと思えるものがなかった帽子にチャレンジしてみた。
- バケットハット、良い。
- J&M DAVIDSONのベルト
- 実はベルトというものがあまり好きじゃない。
- 機能的にはだいたいのパンツにはなくても支障はない感じる。
- つまり、つけていて格好よいと思えて気分が上がるものでないと、する意味がないわけだ。
巻き物(マフラー、ストール、ショール)
- 早稲田大学の生協で売ってた、シルク100%ストール
- そんなに高くなくても、良いものは良い、というのがわかる。
- ここをきちんと見極められるようになりたい。
- バーバリーのカシミア100のマフラー
- ラプアンカンクリ ポケットショール IIDA【写真】
- 身につけるモノから得られる感情は2種類あるように思う。
- 1つは周りから「それすごいね!いいね!」と言われるような、分かりやすい高揚感だ。例えばカルティエの腕時計タンクや、マルジェラのノーカラージャケットのようなモノだろうか。
- 身に付けている自分が誇らしく、自信を持てる。もちろんこれは素晴らしいことだ。
- もう1つは、ひたすらに持ち主に寄り添い、手助けし、実はいつも隣にいてくれている相棒のような安心感だ。
- ラプアンカンクリのポケットショールはそんな安心感を与えてくれる存在だと感じる。
- ウールでできた大判のマフラーで、肩にかけた時にちょうど手を入れられる箇所にポケットがついている。
- ピュアニューウールという生後1年以内に刈り取られたウールのみを使用しており、肩にかけたところが発熱しているように錯覚するほど暖かく、それでいてずっとかけていても違和感がないくらいに軽い。
- 様々な色や柄が出ており、IIDAという男性でもおしゃれに使える一番大きなモノトーンのヘリンボーン柄のモデルを使っている。
- 秋が終わりかけの肌寒くなる頃から、このショールがずっと隣にいるような生活になる。
- 近所に出かけるときはコートの代わりにサッと肩にかける。ポケットには手とスマートフォンと財布が余裕を持って入れられる。
- 家で仕事をするときは膝掛けにする。
- 遠出するときはコートの上から肩にかける。
- いつでもどこでもちょうどよく、質の良いものに寄り添ってもらっている安心感。
- フィンランドの田舎の小さな町”ラプア”から日本まで届いたのは、ウールの織物と安心感だったのかもしれない。
- ポールスミスのカシミア100コート
- 美容師さんに「これ良いですね!」と言われるような滑らかな手触り。売れている美容師さんってやっぱりこういうところ見逃さないんだなと思った。
- コートなのに驚くほど軽くて、それでいて真冬の北海道に着ていけるほど暖かい。
- コーチのあったかカーディガン
- 遊び心のある人が好きだ。
- 仕事がバリバリできる人よりも、思いっきり趣味を楽しんでいる人やプライベートで挑戦している人の方が面白く思うし、自分もそんなふうになりたいと思っている。
- このコーチのカーディガン、とても遊び心に溢れていて気に入っている。
- ぱっと見は柄のカーディガンなのだが、実は全てコーチのロゴになっている。(最初からそう見える人もいるかもしれない、その方は観察眼が鋭い方だ)
- そう認識するまではただの柄のカーディガンなのに、ロゴだと認識した途端に全部がコーチに見えてくる。
- 柄は変化していないのに、見る側の認識が変わることでまるで柄が変わったように感じるのがとても面白い。
- これが、このカーディガンを買った1つの理由だ。
- 2つ目の理由が着心地の良さ。これはおそらくウールの他にアルパカが混紡されていることによるものだと思われる。
- 暖かく、ウール特有のチクチク感がなく、とても軽い。
- マチュピチュ旅行でお土産のベビーアルパカの人形を買ったときに思ったが、アルパカの毛は非常に柔らかくマフラーにしたらちょうど良さそうな素材だ。
- これでカーディガンを作れば、それはそれは柔らかく軽いものとなるだろう。
- Rainmaker kyotoのオープンカラーシャツ
- ヨウジヤマモトの500番と同じ素材。
- セットアップになる。
- ジョンスメドレー ボタンレス シーアイランドコットンカーディガン
- シンプルで、ミニマルで、でもパターンが良くて素材が上質。そんないぶし銀のような良さを持っているものが好きだ。
- 一番好きな服はマルジェラのフランネルウールの黒のノーカラージャケット。シーズンによっては留めるマグネットがついていたり、騙し絵のようにポケットがある風だったりするが、私の持っているモデルはボタンが1つもなく、外に出るものが背中の四つタグのみというミニマルを極めている。
- だというのに、素材の良さ・パターンの美しさ・縫製の良さが相まって、スラックスでもデニムでもヨウジのハカマパンツでも、本当になんでも合わせられる最高のジャケットになっている。
- ジョンスメドレーのボタンレスカーディガンにも同じ空気を感じる。
- 言わずと知れたシーアイランドコットンという極上素材を使い、ボタンが1つも無いストンとシンプルに落ちるようなパターンで作られている。
- これくらいのシンプルかつ良いものは、その上で遊ぶ土台を整えてくれるように思う。
- 例えば、このカーディガンにエルメスの華やかめなスカーフ、カレを合わせるのはどうだろう。
- 柄に柄は合わせられないが、このシンプルミニマルなカーディガンに合わせるのは最高にかっこいい。
- マルジェラノーカラーにも言えるが、これらは主役では無いのだ。
- 他に、引き立てたい何かを引き立てるための、強固な土台を作ってくれるのがこのシンプルでミニマルな服たちだ。
- これをベースに、アクセサリーで遊ぶようなスタイルを楽しみたい。
布
良いモノを手に入れた後に、そのモノの裏にある歴史や生産方法、作っている企業の想いを調べることが好きだ。
エルメスのローブ・レジェールというデザインの白黒スカーフを手に入れた時も、エルメスに関する本を4冊読み、メンズのスカーフの使い方動画を15本みて、無数のネット記事を読み込んだ。
その中で様々なことを知っていった…
- エルメス カレ90 スカーフ シルクの太陽 soleil de soie
- 「本当の独自性は、他の誰とも違うことではなく、他の誰しも真似をしたくなるようなことだ」
- どこで出会った言葉か忘れてしまったのだが、独自性を発揮し、真似したくなるような人になっていたいと思いながらこのスカーフを巻いている。
- 男性とスカーフ。結びつかない人が多いのではないだろうか。
- 私も普段街を歩いていて、スカーフをした男性と出会うことはほぼ無い。
- このデザイナーがデザインしたカレが20種類使われて、太陽のようになっている。
- デザイナー:キャシーレーサム(Cathy Latham)
- キャシーレーサムによるデザインのスカーフ20枚が太陽の光のように模様を描いている。
- コメ兵のスカーフ一覧が面白い。
- ラプアンカンクリ リネンブランケット KASTE
- 寝苦しい夜には、背中の下にこの相棒が必要だ。
- ラプアンカンクリ リネンバスタオル SAARI
- 必要ではないかもしれない、でもどうしても欲しい。
- こういう物欲には本当に困ったものだ。
- フィンランドの夕焼けの海を映しとったこのリネンのバスタオルを見たときに、もうどうしようもなく惹かれていた。
- 「リネンのバスタオルってどこに使うんだよ」という自分の冷静な心の声もあったが「夏の肌掛けにしよう」と無理矢理にでも理由を作り出す自分の声もあった。
- もちろん勝ったのは後者の声だった。
- ラプアンカンクリの布製品にはこういう風につい惹かれてしまう力がある。
- ラプアンカンクリというブランド名は「ラプアの織り手たち」という意味だそう。
- フィンランドにあるラプアという小さな町で、ウールとリネンを得意としてずっとやっている職人のブランドというイメージ。
- ラプアンカンクリ 羊柄のウールブランケット
- 普段柄のあるものはあまり使わないようにしている。
- 目に煩くて精神力が持っていかれるような、生活のノイズになるような感じがするから。
- この柄、不思議と煩くない。
- 白と黒のモノトーンで、かつウールのざらざら感と調和しているのが良いのだろうか。
- 可愛いなという感じ。
- 三井毛織の究極の綿毛布 エジプト超長綿
- 子どもの頃から使っていた毛布がダメになってしまい、1枚良い毛布を買おうと探していた。
- 毛布というのは素材からして色々ある。
- 綿、シルク、ウール、アルパカ。
- ずっと調べる日々の中、ついに出会ったのが三井毛織の「究極の綿毛布」というエジプトの超長綿を100%使用した綿毛布だった。
- 超長綿というのは綿の1本の長さが長いものである。
- ジョンスメドレーのニットに使われる海島綿(シーアイランドコットン)が一番有名な超長綿だと思う。
- 英国王室には「綿製品はシーアイランドコットンで」というしきたりがあったくらいで、ロイヤルコットンと呼ばれたりもする。身近なところで言うと、007のジェームズボンドのシャツもこのシーアイランドコットンだ。
- エジプトの超長綿というとギザコットンと呼ばれるもの。
- カシミアのような柔らかさに、シルクのような美しい光沢と喩えられる。
- 適度な重さがあって、優しいアイボリーの色。
靴
- グッチのビットローファー【写真】
- モノの歴史を紐解いて、始祖を探すのが好きだ。
- まだそのモノが、ジャンルが、存在しなかった段階で出てきた一つ目。
- それは世界に風穴を空け、1つのジャンルを創り出すほどのパワーを持ったデザインということになる。
- そんなデザインの元となるようなモノは、現代での刺激には欠けるかもしれないが、さらに5年10年経っても古くはならず変わらず価値を持ち続ける。
- 例えばカルティエの角形腕時計タンク ルイカルティエ 。
- それは世界で初めて時計部分とバンドを留めるラグが一体化した角形腕時計の正解だった。
- 100年以上前に出たこのデザインが、コピーされ、変化し、現代の時計屋に並ぶ四角い時計達に受け継がれている。
- 例えばMacBook Air。
- 金属製で、端にいくにつれてなだらかな曲線を描いて薄くなるウェッジシェイプ、開くとキーボード部分全体が少し凹んだデザイン。
- これが発表された次の年から、MacBook Airのコピーのようなパソコンが量産された。
- グッチのビットローファーも、そのような始祖と呼べるデザインの一つだ。
- 革靴であるローファーに馬具をモチーフにした金の金具をつけたことで華やかに装飾的になり、カジュアルにもフォーマルにも使える万能な靴となった。
- デニムに合わせれば引き締めてくれて、スラックスにはジャストフィット、ヨウジのカラスパンツに合わせれば、パンツの強いデザインを足元のフォーマルさで和らげてくれる。
- そして柔らかくしなやかなレザーを使うことで革靴にしては履き心地もとても良い。(流石にニューバランスには勝てないけれども)
- 色々なものを見て好き嫌いを判断していくと自分の好みが徐々に見えてくる。
- カッコつけすぎはしないけど、ちょっと気取っている。それくらいのバランスのものが好きなようだ。
- グッチのレインローファー
- ニューバランス996オールブラック
- NIKE エアマックスココ
- 子どもと水遊び。
- さっと手軽に履ける
下着
- ユニクロ エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ
- 服は工業生産品である。
- 何が言いたいかというと、量が増えると規模の経済が効いて安くなるのだ。
- さらに、素材の研究開発から対応することもできるようになる。
- つまり、全世界で同じものを大量に売るユニクロに、コストパフォーマンスと素材の独自性で勝てる企業は存在しないのだ。
- 会社のみんなで被ったのウケる。
- 下着?というか春夏秋の制服として着ている。
- これで寝れる快適な素材だし、1枚で着れるようシルエットが研究されているし、ドラム式洗濯機で乾燥してもシワにならない。
- 同じサイズ、同じ色を揃えて、首のチクチクするタグを全部切って、ひたすらこれを着ている。
- ジョンスメドレー シーアイランドコットンのニット
- これを6枚、メルカリで買って、冬のTシャツとして着ている。
- 独特の滑りと柔らかさがあって良い。ドラム式洗濯機で乾燥をかけても縮まない丈夫さもありがたい。
- ユニクロ ドットソックス
- シックストックス
- 履きごごち、おしゃれさ、高価すぎない価格、と、すごくちょうど良いおしゃれな靴下。
- 同じのを6足買って、ペアを揃えなくて良いようにしている
- ICEBREAKERのパンツ
- メリノウールのボクサーパンツ。高いけど、ドラム式洗濯機で乾燥してもサイズも変わらずずっと使えている。
- お尻に汗をかきやすく、夏場はいつも不快に思っていたけれど、これを履きはじめてから悩むことが全くなくなった。
- 登山用のメリノウールのTシャツも作っているというから、納得。
- ちなみに、メリノウールは天然の消臭素材になっているので、臭わない的な意味でもとても良い。
バッグ
- マザーハウス アンティークスクエアバッグ
- 毎年「街で見かけることが増えたな」と思うバッグがこれである。
- 私も20xx年の誕生日プレゼントに買ってもらってから、xx年間ずっと使っている。
- ビジネスの場でも使えて、カジュアルでも使えて、街が大きすぎないから背中に厚みが出なくて、自立して、PCポケットもあって、でもオシャレで。
- PCを持ち歩きたい場合には、なにかとちょうど良いバッグなのだと思う。
- 数ヶ月に1回、お店に持って行って汚れ落としと色入れと防水加工のクリームをしてもらっている。
- 全く飽きる気がしないので、次の5年も相棒として使っていこうと思う。
- そして、買った人がみなちゃんと使おうと思うようなバッグだからこそ、街で見かけることがどんどん増えているのだろう。
- ロエベのショルダー
- 出かける時に、本を持ち歩きたい。
- そう思ってずっとちょうど良いバッグを探していたら出会ったのがこのバッグだ。
- ロエベのナッパレザーが丈夫だからか、雨に濡れても全く問題ない。
- しっとりとしていて上質なレザー。
- 本とペットボトルが入る
- 黒一色でおしゃれなロエベのナッパレザー
- メルカリで購入。
- 仲が破れていたところを自分で縫って、外に色が剥げていたところを補修材で黒く塗って使っている。
- 壊れたら買い換えるよりも、気に入った良いものを修理して長く使う方が、心地よい生活ができるのではと。
- 新しいものにも良さはあるけれど、使い込んで自分の生活に馴染んだものと暮らすのが、一番心地よい。
- dripのフロアパックフレックス
- 中で2段になっているバッグ。形が普段使いできる感じでとてもかわいい。
- もう少し小さめのやつが出て欲しい感じもある。
財布
使うたびに「買ってよかった」と思えるモノがどれだけあるだろうか?
私にとってこの財布は、間違いなく使うたびに「買ってよかった」と喜びをもたらしてくれるものだ…
20歳、成人まで子を育てる。
親になって初めて、それがどれだけ大変だったのか、そして誇らしい節目だったのかが少しだけ想像できるようになった。(あくまで少しだけ。子はまだ1歳4ヶ月)
このオレンジレザーのキーケースと名刺入れは、成人祝いに母親から貰ったものだ。
「ちょうど良いのが見つかって」
そう言って渡されたとき、好みにドンピシャすぎて・・・
ガジェット
「このモノのおかげで人生が変わった」
そう言えるものはあるだろうか?
私にとって、MacbookAirは一目惚れした世界で一番美しいPCであり、人生を変えてくれた相棒だ…
“気にしなきゃいけないこと”が多いのが嫌いだ。
誰にも邪魔をされずに、Macを持ってカフェで作業するのが好きだが、今までは電源を持ち歩くか、バッテリーがフル充電の状態じゃないとダメだった。
カフェについてMacを開いて、バッテリーが30%と気づいた時は最悪だ。1〜2時間も作業したら「もうすぐバッテリーが切れるよ」とPCの方から教えてくれる…..
世界を変えた製品を1つだけあげろと言われたら、2024年の今なら半分くらいの人は “iPhone” と答えるのではないだろうか。
iPhoneが世界を変えたと明確に証明できる、こんな写真がある…
iPad mini6が出た時に、ついに完璧なiPadが出たと感じた。
普通のサイズのiPadは、大きくて重くてMacbookと一緒に持ち歩くのは辛かった。
でもなんとなくmini5までは野暮ったくて使う気になれなかった。…
「毎日している面倒なことをしなくてよくなる」というのは新しい体験だ。
初代AirPodsが発表された時、即座に買った。
本体と繋がっている線が鬱陶しいと、常日頃からずっと感じていたからだ。
そして使ってみたところ、いたく感動した…
- モバイルバッテリー
- 出歩くときの持ち物はなるべく少なくしたい。
- 口紅サイズでケーブルなしで持ち歩けるこれはとても重宝している。
- Panasonicの電動自転車bikke Polarの個人カスタムモデル【写真】
- 生活が変わると、必要なものも変わる。
- ましてや子育てをしていると、半年どころか3ヶ月、下手したら1ヶ月で必要なものが大きく変わったりする。
- そんな状況の1つとして、子どもを保育園に送り迎えするのに電動自転車が必要になった。
- 新品の電動自転車とは、安いバイクを買えそうな値段というのもここで初めて知った。
- となると中古で探すことになる。
- メルカリで日々探していると、なんだか他のと毛色の違う写真が目についた。
- 大体の写真は数年乗って少しくたびれたようなものが多い中、やけに新しくお洒落に見える。
- 詳細を確認していくと、カゴ、ハンドル、タイヤ、バッテリーと全てカスタムして統一感を出して売っているよう。
- 売っている方のページへ見に行くと、同じように様々な種類の電動自転車をカスタムして販売しているようだった。
- 値段を見てみると、メルカリ相場よりは数万円高く、新品よりは断然安い、うまい値付けだ。
- そして何よりこの自転車に一番乗るであろう妻が、目で「これがいい…!」と語っている。
- 数日の間、妻と相談・検討し、”直接受け取りに行く”という設定で購入。
- 先方との丁寧なメッセージで受け取り日を決めると、当日そこまで1時間ほどかけて電車で向かった。
- せっかく会ってやりとりするのだから、少し話を聞いてみよう。
- 「自転車の販売店などやられているんですか?」
- 「いえ、完全に個人の趣味ですね。店では公式のパーツしか使えなくて面白くないので、個人でパーツを仕入れてやっているんですよ」
- 世の中いろんな商売があるなと感心した。
- 自転車を受け取った。
- 電車で1時間ほどの道を、今度は自転車で、同じように1時間ほどかけて家に帰った。
- 初めての自分の電動自転車は、すこぶる軽やかに身体を家まで運んでくれた。
メルカリで、たくさんいろんなチャリを出している人。どれもとてもおしゃれ。
メルカリ相場からすると高いけど、新品を買うよりはずっと安い。
聞いてみたら、自分でカスタムをして売ってる人らしい。店でやると公式のパーツしか使えないので、自分でやってメルカリで売っているらしい。
いろんな商売があるなと感心した。
1時間ほど乗って家に帰った。
初めての自分の電動自転車は、すこぶる軽やかに身体を遠くまで運んでくれた。
ゲーム
生涯に渡って語りたいゲームはあるだろうか。
友だちの家にコントローラーを持ち寄ってやったゲームキューブのスマブラ。
コツコツ育ててレベル100にしたポケモン金銀。
学校が終わるとみんなで集まってやったモンハン2ndG。・・・
照明
- アングルポイズミニミニ 90【写真】
- どこにでも変幻自在に浮く照明。
- アングルポイズという照明に抱く印象はそんなものだ。
- 光の届く範囲は、おおよそどんな角度にもどんな高さにもふわりと留まってくれる。
- ガチガチに固められているわけではないのに、たった3つのバネで支えられて、あたかも何も頑張っていないように見せるバレリーナのように自然に宙に留まるのだ。
- 少し手元を明るくしたい、机全体を明るくしたい、リモート会議のために少し顔を明るく見せたい。
- アングルポイズに触れて、”すいっ”と動かし”ふっ”と止める。
- それだけで自由自在に光を操れる。
- 用の美を突き詰めた、無駄のない形が美しい。
- 使うたびに、動かすたびに、少しだけ嬉しさがある。
- そんなものが自分にとって良いものなのだろう。
- そんなふうな良いものを、自分の周りに増やしていきたいものである。
- バルミューダ ランタン
- うちの1歳半の子は大体9時前に寝る。私はおおむね24時ごろに寝室に行くのだが、スマホは寝室に入れないと決めている。
- そこで持っていく灯りがこの「バルミューダのランタン」だ。
- 上に引っかかりの良い持ち手がついており、また適度な重さもあることで持った時にとても安定する。
- スイッチを点ける/消す時の”カチッ”という感触と小さな音がとても心地よい。これは非常にバルミューダの製品だなという感じ。
- 製品とユーザーが触れ合うスイッチ関連を磨き込み、その体験に心血を注いでいるからこそだろう。
- そしてそのオレンジの灯りはよく見るとかすかに揺らいでいる。これは自然な火を表現しようとする試みなのだろう。
- この自然でランダムでかすかな揺らぎがとても心地よいのだ。
- 体験から作りに行くバルミューダらしいアプローチ。
- スペックに表れない、全ての体験の心地よさに、バルミューダの製品の良さは宿っている。
- きのこのランプ
洗面所
- メイソンピアソンの櫛【写真】
- 「メンズが櫛なんて」と斜に構えた抵抗があったが、あるとき東京駅横のkitteという商業施設でメイソンピアソンを試したとき、髪のあまりの整い具合に思わず笑ってしまうくらいの衝撃があった。
- パーマをかけてくしゃっとした髪まで、真っ直ぐに整えてくるほどのパワーがあるのだ。
- 後で調べたら「ヘアブラシのロールスロイス」「イギリスの若い女性が1本買って、老婆になるまで使っていた」「猪の毛を職人が1本1本手で挿して作っている」など、面白いエピソードが出てくる出てくる。
- ある日美容師さんに「髪は櫛でとかすことで毎回同じ状態になり、そこからセットするから再現性が出るんですよ。」と言われて目から鱗だった。
- せっかく1本買うなら、一番いいやつを。もし合わなかったら売れるしな、と思いメイソンピアソンの未使用品をメルカリで探し始めた。
- そして1週間くらいウォッチしていて、ある日9000円で未使用品が出るところを発見、購入した。
- 正直、小物や服ほど髪型に興味はなくセットはついサボりがちではある。
- けれど、寝癖がひどい朝にはさっとこれを使って梳かすだけで、あっという間に髪が落ち着いてくれる。
- すでに2年ほど使っているが全くへたる様子もない。
- 生涯1本のヘアブラシを目指して、使い続けよう。
- レプロナイザー4D
- BRAUN x フラグメントデザイン トラベルアラームクロック【写真】
- 変わらないもの、完成されたデザイン。
- ミッドセンチュリーの名作にはそんなことを感じることが多い。
- less but betterはブラウンのデザイナーディーターラムスの言葉だが、削ることで逆に良くしていくという意味。「より少なく、しかしより良く」。
- 機能を足すのではなく、装飾を足すのではなく、逆に削りこむことによって何かを際立たせるという言葉だ。
- Appleのデザイナー ジョナサン・アイブがブラウンのデザインを参考にしているということを聞いて、ブラウンに興味を持った。
- その後、朝スマホを使わずに起きるために最高の目覚ましを探していて、このブラウンのトラベルアラームクロックに出会ったという流れだ。
- そしてブラウンのアラームクロックの色や、様々な企業とコラボしていると知り、この針が水色のフラグメントデザインxbraunのモデルが一番美しいと感じて購入した。
- 何かを買うときは、動画・ブログ・Twitter・Instagram・Youtubeとよく調べ、できれば店舗に行って実物を見て、吟味して、それで選ぶようにしたい。
- そこまでやって選べば、たとえ失敗で手放すことになっても経験になって、次に同じ失敗をしなくなる。
- 適当に買ってしまったときは、検討が深くなりにくいので手放すことになりがちだ。
トランプ
どんな分野にもイノベーションはある。
バイシクルというトランプには今や黒いデザインのカードなんて当たり前のようにたくさんの種類がある。
しかし、その ”様々なデザインのトランプをコレクションする” という行為を創り出したのは、このバイシクル ブラックタイガーデッキだった…
人の仕事に「ここまでやるのか…」と感動したことはあるだろうか。
そのような仕事のプロセスと、それにより出来上がる成果を見たことがあるだろうか。
アートディレクターの吉田ユニさんのトランプはまさにそのような成果だった・・・
食卓
- アニエスべーのステンレスマグカップ【写真】
- 毎日使うものが、最高に自分のお気に入りであること。
- このこと以上に日常を幸せにしてくれることはない。
- 毎日着る服、毎日書くペン、毎日履く靴、毎日聴くイヤホン。
- そして、毎日使うマグカップ。
- 台湾旅行で出会ったアニエスべーのステンレスマグカップを、ここ数年間ずっと愛用している。
- 二重底になっていて冷たい飲み物は冷たいまま、温かいものは温かいままという機能性。
- たっぷりコーヒーを入れられる大きめなサイズ。
- シンプルで使いやすい取っ手。
- 食洗機で洗っても問題ない頑丈さ。
- 数年間、長く使い込んで傷がついて古びても、それが逆に味になる質の良いステンレス。
- マットブラックのかっこよさ。
- 控えめに側面に入ったアニエス・ベーの字体の「b.」のロゴ。
- 底面に入った「b. yourself」のワード。
- 全てが完璧だった。
- 海外旅行の最中だったので1つしか買わなかったが、後で後悔した。
- もう3、4個買っておいて、家のマグカップを全部これで揃えて、一生それだけで生きていきたいと本気で思った。
- そんな折、親友が台湾に旅行へ行くというじゃないか。
- ぜひ買ってきてくれ!買い取る!と依頼をした。
- 台湾-日本の間でLINE電話をし、行ってもらったが、商品の入れ替わりのタイミングでブラックが1個、ブラウンが1個しかなかったようだ。
- どちらも買ってきてもらい、受け取った。
- 一人暮らしをするには、これで十分だったが、結婚して子どもも生まれた今、あと2、3個買い足して暮らしたいと思っている。
- どれくらい思っているかというと「アニエスべー マグカップ」とメルカリに登録して、1日1回、出品チェックのメールが送られてくるようにしているくらいだ。
- もしこの記事を読んだ方で、売っても良いよという方がいらっしゃれば、Twitterまでご連絡いただけるとありがたい。
良いデザインというのは、見た目と機能性を兼ね備えているというのが持論だ。
クチポールの食器を見ていると、そのことを実感する。
この美しくてかわいい食器たちは、ポルトガルの自社工場ですべて職人が手作りしているらしい。
- 沖縄のやちむん。
- やちむん。この可愛い響きの器に出会ったのは新婚旅行の沖縄でのことだった。
- トーストを置くのにちょうど良い
- 新婚旅行の沖縄で買った。朝、時間の余裕がある日に、のんびりこれでトーストを食べていると、沖縄の青い海を少し思い出す。
- マリアージュフレール マルコポーロ
- 本当に良いものは、その人のそれまでの嗜好を飛び越えてまで、世界を広げてくれることがある。
- マリアージュフレールのマルコポーロという紅茶は、まさにそれだった。
- 元々コーヒーが好きだった。(もちろん今でも好き)
- 仕事中に飲むものは決まってコーヒー。近所の焙煎からやっている珈琲屋に通い、コンビニコーヒーを各社飲み比べをし、終いにはネスプレッソを購入し様々な産地やブレンドの銘柄を飲み比べするまでになった。
- そんな自分が、半年ほど紅茶にハマっていた時期がある。
- その時期は紅茶ばかり飲んでいたし、銀座にあるマリアージュフレールの店舗に毎週末通い、店員さんにおすすめを聞いて買い、毎晩ロイヤルミルクティーの美味しい淹れ方を研究していた。
- そのきっかけとなったのが、友人の結婚式の引き出物でもらったカタログギフトにあった、このマリアージュフレールというブランドのマルコポーロという紅茶だ。
- この銘柄、紅茶好きの中で知らない人はいないのではというくらいの定番品である。
- 淹れると甘い果実感と爽やかな花が混じり合ったような香りが広がる。
- マリアージュフレールの門外不出のベストセラーだそう。
- この紅茶、すごく万能で、初心者がただ淹れても渋くなりにくい。
- ミルクティーにすれば、香りとミルクのほのかな甘みがあいまって砂糖を入れたのと勘違いするような甘みを感じる。ほんの少しだけ砂糖を入れると、より豊かな香りがひきたつ。
- 夏にお茶ポットに入れて冷蔵庫に数時間置いておくだけで、爽やかで美味しい水出しの紅茶になる。
- 良いモノには、人生を豊かに変える力がある。
- 今もコーヒー党ではあるけれど、紅茶の魅力を知って、たまに飲むようになったのは間違いなくこの紅茶のおかげである。
キッチン
- バルミューダのトースター
- 良いものは、人の行動を変える力を持っている。朝にトーストを焼くなんて面倒なことだと思っていたけど、このトースターを買ってから、朝ご飯にきちんとトーストを焼いて食べるようになった。
- 海の見える家で、朝ごはんにバルミューダのトースターで焼いたトーストを食べて、ネスプレッソで出したアイスラテを飲むのが夢。
- ネスプレッソ カプセルコーヒーメーカー ピクシー チタニウム
- 良いのもは人の行動を変える。元々カフェラテを飲む方ではなかった妻が、これを買ってから非常に飲むようになった。産地やブレンドなどでいろいろなカプセルがあるのも楽しく、妻のお気に入りはチョコフレーバーのついたもの。自分はミルクにあうキアロという種類。
- キアロというミルクにあう銘柄と、デカフェで飲むならボリュートデカフェというのが美味しい。
- 棚が上がる。チタンの深いグレーがめちゃかっこいい。機能が複雑ではなくシンプル。(もっと便利そうな機種もあったが、Twitterで調べてみるとやはり複雑になるにつれ故障が増える模様)
- ラッセルホブス 電気ケトル
- おしゃれ。そこそこ量が入る。10度刻みで50-100度まで温度を決められる。15分保温できる。注ぎ口が細くお湯が出しやすい。
文房具
香水
- フリクションボール4ウッド
- 仕事環境を整えることは大切だと思う。
- 生産性という意味でも大切なのかもしれないが、私はどちらかというと”快適に働けるか”みたいなところの方が重要だと感じている。
- 在宅で仕事をする人も増えただろう。職場と自宅、同じ環境は揃っているだろうか?
- いろいろな意味で、完全に同じ環境はさすがに難しい。
- でもせめて、使う道具や置く場所を全く同じに揃えるのはどうだろう。
- 職場でも、家でも、Macbookの右側にはA4用紙の束と、フリクション4ウッドのペン。
- 左側には飲み物やお菓子を置くようにしている。
- 私の中で常にこれは絶対だ。
- そうすることで、何かを書こうとしたときに、考えようとしたときに、探し物をしなくて済む。
- 家でもモノを減らして置き場所を決めてしまうとすごく楽になる。
- 戻すときに迷わずに、探すこともない。
- 精神的なエネルギーを余計なことに使わなくなる。
- 使う道具を気に入っている機能的で美しいものにすること。
- フリクション、普通のやつではなく手に触れるところが木製で、他がマットブラック、消しゴムもブラックのモノにした。
- これが素晴らしい、消えちゃダメなモノ以外は全部これにしている。
- 仕事環境を揃えること、いつでも手元にある相棒を同じものにすること。手書きできる環境を整えること。
- 4色のフリクションで、とても美しいやつ。文房具はこれに統一して、机・食卓・バッグ1・バッグ2・職場と、すべてこれを1本ずつ置いている。
- いつでも同じ道具で思考したい。
- 0.38?mmの芯に全部変えている。
- A4用紙
- 何かを考えるときはこれとフリクションを使う。どんなことも頭の中だけで考えない方が良い。
- パーカー5th。
- 第5世代のインクシステム、という触れ込みのペン。めっちゃめちゃ書き味がよく、ぜひ店頭で試してみてほしいくらい。滑らかにペンが走り、とても心地よい上に、きちんとすぐに乾く。
- ジェットストリームくらい滑らかなサインペンという感じか…?
初めてエルメスに憧れたのは、思えばあの鮮やかなオレンジ色のレザーからだった。
高校生のころ、ふらり学校を早退しては銀座の高級店や蔵前の職人の店、谷中銀座の横道にある専門店、そんなところを巡っていた。
その後の人生における私の好みが作られたのは、その3年間だったように思う・・・
アナザースカイで関根勤さんがイタリアに行ったら必ずお土産にこれを買うという話をされていた。
その後、高校生の時にイタリア短期留学へ行く機会があり、フィレンツェでこれを購入。
「サンタマリアノヴェッラ」は世界最古の薬局と言われている。
店内はまるで童話かファンタジーの世界に迷い込んだようなところだった。
楽器
- 実家のアップライトピアノ
- 子どもができて、何かをやる環境を与えてあげたいという気持ちがわかるようになった。
- サッカーボールを与えたからといってサッカー選手になるとは限らないが、サッカーボールがそもそもないならサッカー選手になる可能性はなくなる。
- うちの実家にはピアノがあったので、たまたま15年以上もピアノを弾き続けることになったが、もしピアノがなかったらたぶん今、ピアノが趣味にはなっていないと思う。
- KORG G1Air
- 初めてのボーナスで買ったものは覚えているだろうか。
- 自分はKORG G1 Airという電子ピアノを買った。その時に捻出できた限界の10万円前後の機種の中ではダントツに音が良かった。
- 当時、あまり労働環境が良くない環境で働いていて、ストレス発散の何かが欲しかった。
- 思い出したのは、実家ではピアノをガンガン鳴らしていたらいつの間にかストレスを忘れていたりしたのだ。
- YAMAHA CK61ステージキーボード
- 持ち歩けるピアノが欲しいとずっと思っていた。
- これのために買ったもの
- 単3のエネループプロ 16本(8本入って、予備を8本)
- 単3充電池をしまうケース
- スマホをmagsafeで取り付けられる器具(車で使うやつ)
- 10本同時に充電池を充電できる充電器
シャンプー
- Ju-niのシャンプー&コンディショナー
- 色んなのを使ったけど、高すぎると結局続かない。
- 効果が良くなくても続かない。
- 価格・効果のバランスがちょうど良くて、ストーリーも良くて、妻と共用にもできるクオリティ。
音楽
- 上原ひろみ
- Place To Be
- Place To Be
- ミシェルぺトルチアーニ
- it’s a dance
- live in concert
- solo live
- it’s a dance
- マッコイタイナー
- ハービーハンコックxパットメセニー
- cantaloupe island
- 藤井風
- 帰ろう
- Workin’hard
- LOVE ALL SERVE ALL スタジアムライブBlue-ray
本
- 今日もていねいに
- 日々の100
- 生活改善運動
- これでいいやで妥協せず、なんか好きじゃないを放置しない。
食べ物
- 一幸庵のわらび餅
- 一時期、東京の茗荷谷に住んでいた。
- 結婚前の両家顔合わせに何か茗荷谷で良いものがないかと探して見つけたのがここのわらび餅。
映画
- トイストーリー1,2,3
- 3が完璧。1,2と共に少年時代を過ごした子どもが、ちょうど大人になって大学へ行くくらいの時間が現実でも経っているタイミングでの3というのも、本当に完璧。