手に入れるならその時に思う一番良いモノにすること。
そのための苦労はすること。
ちょっとくらい安いからといって一番でないものを手に入れても、結局はまた一番と思えるモノが欲しくなる。
「これがこのジャンルで自分にとって一番だ」と感じられるモノを手に入れると、そのジャンルで迷う事は2度となくなる。
例えば腕時計。小ぶり、クラシック、手巻き、フォーマルカジュアルどちらも合う。こんな条件で一番を探して「カルティエタンク LM 80年代の手巻きアイボリーローマンダイアル」に辿り着いた。Tシャツでも、シャツでも、デニムでも、スラックスでも、ワイドパンツでも、稀に着るスーツでも、どんなときでもこの腕時計を使う。
自分の中で選び抜き、確立されたNo.1を人生の中で長い時間使い続ける。
イニシャルコストは高いかもしれないが、そこから醸し出される自信、生涯の相棒を選ぶ楽しさ、単純なモノの美しさ、他のものに目移りしない思考コストの節約。
こういうところに価値があると考えている。
でも、必ずしも高級である必要はない。
例えばTシャツ。ユニクロのエアリズムコットンTシャツ。表側がコットン、裏側がエアリズムで最高の着心地と見た目を両立している。洗濯からそのまま乾燥してもシワにならない。伸びもいいのでそのまま寝れる。自分にとって最高のTシャツ。
理想の自分に一歩でも近づけるよう、周りの相棒は1番のモノを選ぶのが良いのではないだろうか。